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No.015 尽きないエネルギーで大ダメージを叩き込め! ボルケニオン!!【デッキレシピ】

こんにちは、ぴかちょこです!

 

今回書いていくのはボルケニオンというデッキです。

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余談になりますが私、ぴかちょこは来週おこなわれるチャンピオンズリーグ落選してしまいました。

 

今回記事としていくこのボルケニオンデッキ」は予選へと持ち込もうとしていたデッキなので

 

できるだけ深く掘り下げてご紹介していきたいと思っております。

 

すこし長めになるかもしれませんが、読んで損のないものにしていきますので最後までご覧いただけると嬉しいです。

 

さて!!!!!


1、デッキ概要とその構築


ボルケニオンデッキというと、前環境のみならず現在に至るまで長く活躍し続けているデッキです。

 

デッキ自身のイメージとしては、高い攻撃力を誇り展開力もそこまで遅いわけでもないといったところでしょうか。

 

 

事実、ボルケニオンEXの特性「スチームアップ」でこのターン与えるたねポケモンでほのおタイプのダメージをプラス30点

与えるダメージ量で優位に立つことができます。

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またもう1つの大きな強みとして、ボルケニオンの存在です。

ワザが強いのもさることながら、何よりのストロングポイントは名前にあります。

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EXが名前についていないことできぜつさせられても1枚しかサイドが取られることがなく

EX・GXが多く蔓延する現環境でダメージレースにおいて非常に優位にたつことができます。


基本的な動きとしては、ゲーム前半に「ボルケニオン」のパワーヒーターでエネルギー加速を行い、

後半につれて「ボルケニオンEX」のボルカニックヒートで押し切る流れになりやすいかと思います。

もちろん例外も存在しますが基本的な勝筋としては最もこのパターンが多いかと思います。


以下は私がチャンピオンズリーグにて使用する予定だったレシピです。

通常のレシピと少し区分けしなければいけないポイントがありますが、詳しく書いていきます。

サポート

14

プラターヌ博士 4
N 2
鍛冶屋 3
フラダリ 2
AZ 1
オカルトマニア 1
クセロシキ 1
グッズ 18
バトルサーチャー 4
ハイパーボール 4
バトルコンプレッサー 2
エネルギー回収 2
はかせの手紙 2
闘魂のまわし 2
びっくりメガホン 1
ポケモンいれかえ 1
スタジアム 4
灼熱の大地 3
パラレルシティ 1
エネルギー 12
基本ほのおエネルギー 12

 


ボルケニオンデッキには「スターミー」を採用したタイプのデッキや

エンテイを軸にしたタイプが主流になりつつあるかと思います。

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スターミーを採用するにあたってのメリットとしては何より

終盤になってもエネルギーリソースが尽きにくい点にあると思います。

エネルギーが枯れにくいので「スチームアップ」を休むことなく使うことができ

常に安定した打点を叩き込むことができます。

 

スタジアムの「灼熱の大地」によりドロー加速も無理なくおこなう

ことができ事故率の低下も見込むことができます。

 

これらはヒトデマンを通し「スターミー」へと進化するだけで

成立しますので比較的、難しいことではないかと思います。

いろいろな評価できるポイントを書いていきましたが今回、採用を見送ったのは2つ理由があります。

挙げる理由の1つ目はベンチの圧迫です。

正確に言うとスターミーの枠が相手にダメージの与えられる何かが必要だと感じたからです。

全面にボルケニオン、ベンチにボルケニオンEXそしてスターミーという盤面が

スターミー型のよく起こる形だと思います。

そこにシェイミEXが加わるか否かの差だと思いますが、この体制だと相手に攻撃できるポケモン

ボルケニオンボルケニオンEXで自陣にいる4体のうち2体しか作れません。

この2体という数字が多いと捉えるか少ないと捉えるかは個人によるものだと思いますが

私自身の考えとしては今の環境だと欠陥的だと思います。

スターミーの有無は抜きにしても言えることだと思います。

現在流行しているデッキの多くは、絶え間ない攻撃を可能にするデッキが多いと感じています。

レックウザ(白レック)やソルガレオGXをはじめ、ゲロゲジュナイパーもまた違った方向性の攻撃をしてきます。

ボルケニオンもそのスペックにおいては負けず劣らずであると思っていますが、

スターミーを入れて構築してしまうと打点の補いをスターミーに任せてしまって、エネルギーの枯渇は起きなくても

攻撃するポケモンの枯渇が起こってしまうケースがありました。

せっかくの打点も攻撃することができなければ、与えるダメージは0となります。

スターミーだけでは、相手を倒すことは不可能に近いです。

 

2つ目の理由としては、先ほど少し出てきました対面がゲロゲジュナイパーであるときの場合です。

スターミーの進化前であるヒトデマンのHPは40になっています。

この40という数字の意味するところはジュナイパーGXの特性「フェザーアロー」の20点が2回で倒されてしまう点です。

ジュナイパーGXが2体成立するだけで可能なこのムーブは致命的であると思います。

仮に最も最悪なパターンを考えるならヒトデマン単体でゲームが始まってしまった場合、相手が先行なら

それだけでゲームを落としかねません。

そこまで悲観的に考える必要はないと思いますがその場面に遭遇しないと言い切れないのも事実です。

そのような不安視してしまうカードは負けの許されにくいチャンピオンズリーグに持ち込むのは控えることにしたのが

大きな理由を占めています。


「なにより丸みを持ったデッキ。」

つまりあらゆるデッキに対処し得るデッキを作り上げるのをコンセプトに制作へと取り掛かり

それゆえにヒトデマンを持ち込む決断にはなりませんでした。

 

2、それぞれにおける採用理由


続いてデッキに採用しているカードの採用理由に触れていきたいと思います。

前述したとおり、採用していくにあたってどのようなデッキに当たっても対処できる構築を目指したので

事故を最小限に抑えることも大前提におき考えていきました。

 


ポケモン

 シェイミEX・・・・・f:id:pikachoco:20170214045952p:plain

 

始めに取り組んだのはシェイミEXの枚数です。

通常見られる構築には2枚採用されているのが多く見られます。

「鍛冶屋」という強力なサポートカードがほのおタイプのデッキには存在するため、

「ハイパーボール」などグッズからでも「セットアップ」で手札を増やすことが可能なため

1ターンに1度の強力なサポートカードを鍛冶屋を使うために温存することができます。

このメリットを踏まえて1枚の採用は確実と判断したのですが、複数枚の採用は必要かを検討していきました。

その結果としてシェイミEXから始まった試合の負けが込んでおり、理由として現環境においての1ターンの遅れによるところが

大きいと自分の中で結論がつきました。

そのわかった事柄から、1ターンの重要性も垣間見えて非常に大きなヒントを得ることができました。

先ほど危惧していた鍛冶屋がうまく機能しないかもしれない点も3枚投入することで

手札で被っても事故とならない許容の範囲に抑えることで展開に合わせることが可能となったので

シェイミEXの枚数は1枚という

結論で終えました。

 ファイアロー・・・・・f:id:pikachoco:20170214050138j:plain

 

先述しました「スターミー」の不採用を踏まえて代わりとなるなにかを探していました。

1ターンの重要性の観点からも、ボルケニオン特有の素早さを活かす観点からも様々な部分で模索していきました。

そこで出てきたのがこのカードでした。

このカードからゲームが始まった場合、勝率は飛躍的にアップします。

40点という数字が意外にも大きいことも含め、グッズロックや特性ロックを避ける動きを可能にします。

メタをうまく読み切ることができなくとも、立ち回ることがある程度できるようになります。

打点という面で少し不安があるのは否めません。ですが、カバーすることがボルケニオンデッキでは可能となります。

その場その場で状況を変革することができるカードとして幅広くデッキが存在する現在の環境では信用できるカードです。

ダストダスが厄介なら「びっくりメガホン」orクセロシキであったり、

ガマゲロゲEX」ラフレシアに苦しむなら「鍛冶屋」「オカルトマニア」など戦況の打開する可能性があります。

 

また、にげるためのエネルギーが0である点も評価しています。

 

「スターミー」や「エンテイ」などは場に出してしまうと、「あなぬけのひも」や「ポケモンいれかえ」などでキャンセルを

図りますがその心配が消え枠を割くこともでき効率の良いスマートな構築にすることができると思います。

ボルケニオン・・・・・f:id:pikachoco:20170214050314p:plain

 

デッキの名称にもなっているキーカードです。

採用するのは確定だとしても、構築段階においてその枚数に関しては疑問の持つカードでした。

何も考えずに4枚投入してもよいのか、はたまた被ることを気にして控えめな枚数を選択したほうが良いのか?

その疑問を解決するために調整していきました。

その過程として2枚のがいいと思う場面や、逆に4枚必要かもしれないと思う場面も存在しました。

最後まで悩んだのですが、ファイアローから始める重要性とボルケニオンの必要枚数を天秤にかけた結果

ファイアローから始まった場合の勝率のがはるかに高いと感じ、2~3枚の採用に決めました。

2枚に減らさなかった理由としては、ボルケニオンEXの絡みにくい試合になった場合に「ばくねつほう」を使用して

サイドレースに優位に立っていく場面に多く遭遇したので2枚に減らす選択は取らず終えました。

ミラーマッチに置いて、有効に使える場面が数多く存在しますので意識して使用してみてはいかがでしょうか?

 ボルケニオンEX・・・・・f:id:pikachoco:20170214050427p:plain

 

終盤はもちろん、前半でも安定した火力を誇ってくれるカードです。

特性「スチームアップ」によって「ボルケニオン」の加速ワザ「パワーヒーター」の打点も上げることができ

このカードは枚数をは減らすという選択がないと思うほど信頼の寄せることができるカードだと思います。

強化拡張パック「サン&ムーン」によって登場した「こだわりハチマキ」を今回採用していません。

これはこの「スチームアップ」によるところが大きく、どうぐをつけて打点をアップさせるより再利用の可能なエネルギーで

おこなったほうが効率が良いと考えたからです。

また「闘魂のまわし」を採用しているので、流行している「びっくりメガホン」に自らくらいに行く必要がないとも思い見送りました。
ボルケニオンデッキの大きな魅力、それは「高い火力」です。

その役割を大きく担っているのはこのカードに間違いありません。

「ボルケニックヒート」を使うことでボルケニオンEX単体でエネルギー1つ消費で160点ものダメージ与えることができます。

ボルケニオン」の「パワーヒーター」20点と「ボルケニオンEX」の「ボルケニックヒート」の130点を足して150点。

ここに1度「スチームアップ」をはさむことによってEXやGXラインである180に届くことが非常に現環境では大きいと思います。

 

 


○グッズ

 

・バトルコンプレッサー・・・・・

私個人の見解として、ボルケニオンを使う上でこのカードは必須レベルだと思っています。

理由として単純に比較的デッキから落としたいカードが数多く存在します。

ここでも重要なのはこのカード自体の枚数になりました。

落としたいカードはデッキに眠っているファイアロー「鍛冶屋」クセロシキをはじめ

必要になる場面の起きそうなカードがあり、明らかに3枚というバトルコンプレッサーの落とせる限度に見合っていません。

何よりファイアローに至っては、使い物にならないカードですので早めにトラッシュに送りたいものです。

もちろん引いてもハイパーボールやプラターヌ博士で切ることはできるので、致命的になることはありません。

ですが、もちろん引きたくないカードであることは間違いないのでバトルコンプレッサーの採用枚数を調整していきました。

3枚目も案としてあったのですが合計して9枚もの落とすべきカードは存在せず、引きたくないはずのカードを落とすはずが

このカード自身が引きたくない存在へと変わってしまい本末転倒感が否めなかったので2枚という枚数にしました。

・はかせのてがみ・・・・・f:id:pikachoco:20170214050643j:plain

 

正直、このカードの採用に対してはじめは否定的な立場にありました。

このカードを入れるならばエネルギーを増やしたほうが効率が良いと考えていたからです。

もちろん1枚のカードで手札が2枚増えているので確実なアドバンテージを得ることができ、性能自体は悪くなく聞こえます。

が、私自身ポケモンカードのアドバンテージの概念として手札枚数によるところでは関係ないと考えています。

どちらかというと盤面に存在するエネルギーの数がアドバンテージ差の指標になると思っています。

なので手札にエネルギーを集めたところでどうにかなるものではないと思っていました。

この考えを覆すきっかけになったのが、素早さによるところがあります。

この「素早さ」の意味はデッキの回転率の上昇です。

ボルケニオンには高い攻撃力を出せるだけではなく、「鍛冶屋」などの加速カードがある分ほかのデッキよりも早く

多くのエネルギーを必要とするワザでも使うことができます。

「はかせのてがみ」が直接的に加速力を上げるわけではありません。

ほのおタイプと闘タイプのデッキを使うと投入を期待できる「灼熱の大地」によって、

このカードへの期待値は膨れ上がるでしょう。

エネルギーを控えめに言っても雑に切れるわけではない中で、「はかせのてがみ」を使うことにより

手札にエネルギーを1枚加えながら2枚ドローと大きくデッキ圧縮をしながら回転率を上げることにつながります。


後述しますが今回投入を見送ったグッズカードは山ほど存在します。

採用しなかったカードについて少しだけ触れていきます。

・あなぬけのひも・・・・・f:id:pikachoco:20170214050838j:plain

 

単純に必要となる盤面も多いが必要でない場面も存在するカードです。

そんななかで今回、不採用としたのはファイアローの投入が理由でした。

「あなぬけのひも」や「ポケモンいれかえ」といったカードは使う場面、タイミングが限られる部分が大きいです。

適当に使うカードではありません。

半面、そういったタイミングを自分から何らかのアクションで作り出すことができれば勝敗を大きく左右するかと思います。

そのタイミングを作り上げてくれるのがファイアローでした。

ボルケニオンデッキは時間稼ぎとしてエネルギーがまだついていないボルケニオンEXをフラダリで呼ばれるなどが

厳しい局面がよく起こります。

ボルケニオンEXが何も動けないことを祈っての運だより的作用もありますがケアしきれない部分において

保険として手札に置いておけば確実に勝ちを手に入れることができます。

こういった場面にて「あなぬけのひも」だとサイドを2点取ることによって勝利できるときに発動しても

非EX及びGXが前に出てきてしまうことで勝ちきれなくなる場面が起こります。

正直、このようなことはほとんどありません。調整の段階でも50回に1回あるかどうかでした。

その1回も「鍛冶屋」によって窮屈は感じることはありません。逆に言えば、そのような状況を避けるための鍛冶屋3枚目でした。

なのでそもそも「あなぬけのひも」の必要性に疑問を抱いた結果の不採用となりました。

ただミラーマッチにおいて、相手のベンチにて構えている「ボルケニオンEX」を引きずり出す

「フラダリ」のような動きが可能なのは大きな魅力です。

・トレーナーズポスト・・・・・f:id:pikachoco:20170214051049j:plain

 

採用されている構築を見かけることが多いこのカードですが今回は早い段階で採用を見送りました。

 

大きな理由として

・このカードを使用してまで手札に加えたいカードがない

ファイアローから始まることができれば完全な下位互換となる

この2点があります。

サポートカードが全くない手札事故がポケモンカードには付き物ですが、その悩みを解消してくれる点は評価できます。

ですが、60枚という決められた枚数制限のなかでその枠を割いてまで必要なカードは今回デッキの中にはありません。

更に速さを求めた「ピーピーマックス」に注目したタイプでは検討するどころか即採用でいいかもしれませんが

この構築では無駄枠にもなりかねないと考え見送りました。

ファイアローから始まれば・・・というのは少し前提から崩れていないか?と思う方がいるかもしれません。

ですがそこを気にしてしまうとファイアローを採用した価値が全くありません。

またファイアローから始まる工夫としてある程度のたねポケモンは削っています。

少なくない可能性が存在する以上は下位互換の回るようなカードは採用しにくいのが本音です。

 

3.各デッキで有利不利と立ち回り


書く前から申し訳ないのですが、正直無理だと感じるマッチアップはありません。

強いて言うなれば白レックに流れのまま勢いで負けるのみで

どの対面をみても、どちらに転ぶかわからない勝負か優勢のまま押し切るかです。

事故はもちろん負けにつながりますが、たとえ弱点となるデッキでも

多少の無理こそ必要とすることで一撃できぜつさせに行く動きが可能なので

「相手のデッキが~」などといった負けはありません。

それが環境トップといわれる所以だと思います。

 


レックウザ(白レック)

先に綺麗な動きができたほうが必ず有利となります。

後攻有利といったわけではないので難しいところではありますが、本当に先にデッキが回転したほうが勝つと思います。

多少のメタとして「パラレルシティ」を採用していますが、1枚のみなので効果は絶大に期待できるわけではありません。

こちらの立ち回りとしては、「ボルケニオン」を前に出してダメージレースで優位に立つほかないかと思います。

相手は1枚こちらは2枚と順調にサイドを重ねていく方法です。が、相手もフラダリでEXポケモンを倒すなり

対抗してくるので微妙なやり取りがカギになります。

幸い「スカイフィールド」を張り替えるスタジアムは4枚あるので相手の失速に期待しつつ戦います。

正直、どのデッキを使おうともこの相手に限り無理な試合は出てきますのでBO3というルールを活かして

残り2本に集中していきましょう。

 


ボルケニオン(ミラー)

先に攻撃できる後攻が有利と見られがちな一面がありますが私は先行微有利かと思っています。

もともとどのマッチアップにおいても先行が有利ということは揺るがないと思っており理由として

エネルギーを1つ先につけることができる分相手より早くエネルギーが必要なワザを使うことができるからです。

後攻の強みである攻撃できるという点もボルケニオンミラーでは「ボルケニオン」を倒すことに成功した場合に限定され

一撃で倒しあう流れになったとき先にエネルギーが育っている先行がやはり優位かと感じます。

このマッチアップにおいて最も重要なのは「ボルケニオン」の使い方です。

ダメージレースで有利に立つことのできる非EXで優先的に攻撃することにより

相手にサイド差でプレッシャーをかけることができます。

このプレッシャーが大事で相手が焦ったりエネルギーが枯渇したりで「ボルケニオンEX」が前に出てきたときに

その返しに「ボルケニオンEX」を合わせることで先述した一撃での倒しあいに持ち込むことができると思います。

有力な手としてご紹介しておきたいのは、自分の先行1ターン目の「オカルトマニア」です。

100%の効果を期待することができませんが経験則上この動きをした場合では勝率が少し上がります。

この動きの利点として相手はエネルギーをトラッシュに送る方法が「スチームアップ」を使えない分限られるからです。

後攻唯一と言っても過言でもない攻撃できるという点も打点アップを望むことができないので打ち消すことができます。

なによりシェイミEXの「セットアップ」を使えないことで動きの制限をかけることができます。

このボルケニオンというデッキは、速さが強みの1つであるとお話ししました。

この1ターンのラグを取り返すことは同じような動きをせざるを得ないミラーマッチでは難しく

そのような面からも試してみてはいかがでしょうか?

 


・ゲロゲジュナイパー

おそらく5:5ないし6:4でボルケニオンが有利であると思います。

このマッチアップで恐れなければいけないのが「ガマゲロゲEX」の存在です。

デッキを回転させていくうえで重要なグッズをもろとも使えなくしてくるので終始「ブルブルパンチ」でコントロールされると

いくらデッキの核であるジュナイパーGXに対して弱点を取れたところで5:5と言ったところだと思います。

今回、「ポケモンレンジャー」を採用していないことで「ブルブルパンチ」が余計に厳しく感じるやもしれません。

そこで大きく活躍するのが少し多めに投入している「鍛冶屋」から使用できる「ボルケニオン」の「ばくねつほう」です。

ガマゲロゲEX」をはじめとするHPが180あるポケモンに対して「スチームアップ」と組み合わせて

きぜつを狙う動きが強力なので率先して狙うようにしましょう。

もちろん「ファイアロー」が場に出ていれば大きな致命傷となることも少ないでしょう。

グッズロックさえ外してしまえば、使えなかったはずのエネルギー回収などでエネルギーをひろい

打点底上げから一気に盤面を制圧していけると思います。

また、ゲロゲジュナイパーというデッキはエネルギーが非常に少なくW無色エネルギーを「クセロシキ」によって

割り続けていくことで必ず息切れを起こします。

ボルケニオンだと先述した通り弱点をとることができているのでGXワザ「ホロウハントGX」を使ってきた返しに

一撃で沈めることができるチャンスが多いかと思うのでエネルギーを果敢に破壊していくプランも考案していきましょう。

 


・Mミュウツーダストダス

ダストダスの存在によって非常に際どい勝負に持ち込まれることの多いマッチアップですが、

逆に言えばダストダスが上手く機能しなければ押し切れる可能性が高いということです。

このデッキを意識していくうえで、「びっくりメガホン」の採用がないとかなり厳しい勝負になります。

私は「びっくりメガホン」だけでは足らないと判断し2枚目も採用圏内まで入りましたが

被りや使い切れない場面が多く存在し、難しいと判断したので「クセロシキ」を投入することにしました。

この「クセロシキ」がこのマッチアップで思いのほか活躍を見せます。

特殊エネルギーを使用する機会が多くそれを利用して攻撃してくるのでそこを挫くことができれば優位に立てます。

もちろん「ダストダス」のどうぐを外すことが大きな目標ではありますので意識においておければ問題ないかと思います。

ミュウツーEX」が繰り出してくる「チェンジダメージ」に警戒し「ボルケニオン」が倒されないほどのダメージを

「パワーヒーター」で調整し「ボルケニオンEX」をベンチにて横展開しながら

「スチームアップ」を駆使し一撃で倒すようにしましょう。

間違えてもビートダウン要素で攻めていってしまうと「チェンジダメージ」で良い養分とされてしまうので十分に注意が必要です。

 


・よるのこうしん

おそらく今回書いてきたデッキ群の中で1番厳しい戦いを強いられることになると思います。

ボルケニオンというデッキはある程度のポケモンならば一撃の勝負に持ち込むことを可能にしますがこの前提として

相手がEXまたはGXのポケモンを使ってくることが存在します。

サイドを取る、取られるの関係を成り立たせる以上ある程度仕方のないことだと思います。

が、こうしんというデッキはそのダメージレースのにおいていかなる時も有利を取ってきます。

シェイミEXを倒すということが目標になるという明確なものがあるにも関わらず落とし合いの流れをおそらくつかめません。

シェイミEXを倒して勝つ」それは早めの段階ではプランの一つとして考えていけません。最後に詰める場合のみの話です。

さて戦い方ですが、ここでも重要になるのは「ボルケニオン」の「パワーヒーター」です。

EXポケモンが出てこなくて苦しむのはこちらだけではありません。相手も同様です。

ボルケニオンEX」を育てることに重きをおかず、「ファイアロー」や「ボルケニオン」などで勝負を挑みましょう。

ファイアロー」の「エアロブリッツ」で相手のキーポケモンバチュル」を無理なく倒しながら

2枚好きなものをサーチできるのでペースをつかむことが可能になると思います。


4.総括

さて長くなってしまい申しわけないのですが、今回はかなり掘り下げて書いていくことができたと思います。

チャンピオンズリーグに向けて調整してきたので出場できないのは非常に残念ではあります。

2次募集に際の事態にはいろんな意見があるかもしれませんが私は終わった事と切り替え

世界を目指している方々へ、ほんの些細でも応援をしたいと考え書き綴っていきました。

様々なデッキが存在しているなかでどのようなデッキが勝ち上がっていくのか非常に楽しみです!

もし、「ぴかちょこにっき」を見て当日頑張れたよ!などのご意見をいただけるならこれほど嬉しいことはありません。

また新しいデッキが注目を集めるかもしれません。

既存のデッキの中に新しいパートナーが登場していくやもしれません。

特にこのボルケニオンというデッキは奥が深く、使えば使うほど新しい発見に恵まれ

構築に新たな進化を起こすのか非常に見物だと思います。

そんなこれからの成長に期待していきましょう!

最後までご覧くださいまして本当にありがとうございます。

相当長くなってしまい、面白いと思っていただけたか不安ではありますが時間の無駄ではなかったと言って

いただける記事にできたかなと思います。

 

また次の記事でお会いしましょう!

                             ぴかちょこ