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【2017年7月】ポケモンカードの環境まとめ【ぴかちょこにっき】

 
こんにちは、ぴかちょこです。

今回、書いていきます記事は環境まとめです。


少し前に一度書いていますが環境というのは変化がはやいものだと感じていますので
これからは月に一回のペースで更新していけたらなと思います。

もしこれを読んでくださっている方が、環境に迷ったときはこの「ぴかちょこにっき」に来ていただければなと思います。

また、今回以前にもご協力していただいたこともある、

2007年WCSシニアリーグにおいて3位の実績をお持ちのノコノコさん(@noko1118)にご協力いただきました。

2人でチャンピオンズリーグなどの結果を踏まえて、まとめていきましたのでご覧いただければと思います。

 

大まかな環境の評価です!

詳しくは続きを読むからどうぞ!

Tire1
     ガメスボルケ
   キュウコンジュナイパー 
    ゲロゲジュナイパー
Tire2
     エーフィダスト   
     ダストダス
     カプ・ブルル
     ルガルガン
     よるのこうしん
Tire3
     ダークライ     
     ニンフLO
     ゲッコウガ

 

 

 

さて!!!!!

 

チャンピオンズリーグもファイナルへと近づき環境というものがいよいよ大事になってきた印象のあるこの頃ですが
同時に終盤ということもあり様々なデッキが台頭してくることとなりました。


一気に環境トップの座に居座ったかと思われるデッキがあらわれたり
今後が楽しみなデッキも多くみられるようになりました。

前回と同様にデッキ概要と共に紹介していきたいと思います。

 

1.環境トップ(tire1)


ボルケニオンEX+バクガメスGX

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前環境からトップの座に近いと言われ続けており、チャンピオンズリーグにて好成績を収めたことから
バクガメスGXを複数枚採用したこのタイプのデッキリストが多くの注目を集めました。

 

ボルケニオンEX」による高い攻撃力は健在のまま、「バクガメスGX」による「ぐれんのほのお」による
さらに大きな火力を持つワザを手に入れました。

 

安定した火力を持つこのデッキは中打点中体力を誇るデッキを寄せ付けないまま押し切ることも可能としているため
圧倒的なデッキパワーを持っています。

 

このデッキの台頭より、構築に変化が多少なりともうかがえていることから
環境を変えたとも言えるこのデッキは文句なしの環境トップであると言えそうです。

 

ぴかちょこにっきではこれとはまた違ったデッキですが、ボルケニオンEXデッキについて書いていますので、もしよろしければ参考程度にどうぞ!

www.pikachoco.net

 

 


ジュナイパーGX+ガメゲロゲEX or アローラキュウコンGX

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サン&ムーンが発売されて以降、環境を代表するカードとも言える「ジュナイパーGX」を主軸に置いたデッキです。

 

www.pikachoco.net

環境当初、「ガマゲロゲEX」と組み合わせた「ゲロゲジュナイパー
と呼ばれるデッキが猛威を振るっていました。

「ブルブルパンチ」で相手の動きを止めながら、「フェザーアロー」で確実に20点ずつ置いていきじわじわと正確に勝ちに近付いていくデッキです。

 

また単純に「ジュナイパーGX」の持つ240という体力は非常に多くなかなか倒しにくい数値を持つことから

そのような簡単にこのデッキを攻略することも難しいといういおまけ付きです。

 

最近では、「アローラキュウコンGX」と組み合わされた「キュウコンジュナイパー」というデッキも存在し
多くの結果を残しています。

 

「こおりのやいば」と「フェザーアロー」により70より低い体力を持つポケモンの存在を否定していることから
対進化ラインにおいて絶大な威力を発揮します。

 

更には「アローラロコン」の「みちしるべ」によって「モクロー」「フクスロー」「ジュナイパーGX」の
進化ラインをはじめ、「カプ・テテフGX」手札に持ってくることができますので、事故防止にもつながっています。

 

この「ジュナイパーGX」を利用したデッキは多く存在し、これからもその強さから
様々な派生デッキが生まれると予想できます。

 

 


2.準環境デッキ(tire2)

 

ダストダス+エーフィーGX or "ジジーロンGX and ケンタロスGX"

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アローラの月光により登場した超強力なワザ「ごみなだれ」を持つ「ダストダス」。

相手のトラッシュにあるグッズの数×20のダメージを与えるため
相手が大きなアクションを起こせば起こすほどそのリターンは大きくなります。

「ごみなだれ」の手軽さと扱いやすさから一時期は環境からグッズの採用率が最低限に下がるという
恐ろしい影響力を与えました。

 

しかし現在では、環境が少し移りその脅威も少し和らいでいるように見えるものの
「忘れたころに何とやら」ということでちらほらと結果を残し続けています。

 

有効な戦略手段として、なるべくグッズに頼らないプレイをとることという明確なものがあるので
如何にグッズを綺麗に使わせるかという繊細な部分も見て取れます。

 

エーフィGX+ダストダスについての記事はこちらにあります!

www.pikachoco.net

 

 


カプ・ブルルGX+ラランテスGX

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スターターセットにて初登場した「カプ・ブルルGX」を軸に構成されたデッキ群です。

カプ系統の強みである、「弱点が存在しない」という利点から「ボルケニオン」に抵抗し得るデッキになります。

ラランテスGX]をはじめ、最近では「クワガノンGX」を採用された構築がよく目につきます。

効率よくエネルギーをポケモンにつけることが大事になってくると思うので
基本的に難しいのかなーと感じています。

また「ぴかちょこにっき」では以前に一度、「ブルルラランテス」というデッキの紹介をしておりますので
是非、ご覧いただければと思います。

 

カプ・ブルルGXデッキについて詳しくはこちらをどうぞ

www.pikachoco.net

 

 


ルカリオEX+ルガルガンGX

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主体ポケモンを闘タイプで構成されたデッキです。

 

特性「ブラッディアイ」は相手のベンチポケモンを呼ぶという効果をもっており
サポートカード「フラダリ」が自動搭載というスペックを持っています。

相手の育ったポケモンを落としていき、相手にプランをうまく練らせなくすることが大きな強みです。

 

また闘タイプには欠かせないサポートカード「コルニ」が存在するため、闘ポケモンが尽きるということは
非常に珍しく、グッズも持ってくることができますので、次の行動範囲を読むことが大事だなと感じます。

 

コロコロコミックにて付録収録されている「ひるのすがた」とアローラの月光で収録されている「まよなかのすがた」。

2種類のカードを持ち、構築にも自由度が伺えることから

イーブイたちを搭載し「エフェクトブイズ」で弱点をつきにいったり
メレシーを採用してマウントを取りに行く動きだったりと構築の幅広さが見て取れます。

 

これからも新しいパートナーを見つけたりするたび、いつでも環境に上がってこれるスペックのあるデッキかなと
思いますので、注目が必要です!

 

 


・よるのこうしん

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言わずと知れた環境デッキの代名詞となりました「こうしん」と呼ばれるこのデッキは数多くの結果を残しています。

 

トラッシュに「よるのこうしん」というワザを持つポケモンをためていき、最大220点ものダメージを叩き出すことで
相手を沈めていく戦術を得意としています。

 

デッキの大部分が非EX・GXポケモンで成り立っているためサイドレースにおいてかなり強気に出ることが可能になっています。

 

小さい小粒のポケモンではあるものの、一撃でサイズの大きいポケモンを倒していく様子は大きな印象を与えます。

 

デッキのエンジンとしては、デッキから3枚カードをトラッシュにおくるグッズ「バトルコンプレッサー」が鍵を握り、
ランプラー」を3枚トラッシュするだけで60点のダメージですのでそのバースト力は非常に目を見張るものがあります。

 

バトル場にいるポケモンが倒されれば次のダメージが大きくなることとつながるこのワザは次の展開、またその次。と思考力の試されるデッキであると私は思います。


このデッキは今年も大型大会で既に多くの結果を残しています。

タイプや構築ワンポイントは違えど、その使用人毎にプレイスタイルが色濃く出るデッキですので様々な戦術、そしてプレイが見れますので飽きのしない良いデッキだなと思います。

 

詳しくはこちらをどうぞ!

www.pikachoco.net

 

 


3.中堅デッキ(tire3)

 

ダークライGX+ダークライEX

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最新拡張パックで登場したGXポケモンで、トラッシュにあれば蘇ってくる効果を持つ「ダークライGX」を元に

あくのはどう」を持つ「ダークライEX」でアクティブな動きを可能にするデッキです。

 

場のあくエネルギーの数だけダメージ量が増えるため、悪エネルギーを持ちながら場に呼び起せる
ダークライGX」との相性は一目瞭然です。

 

まだ完成形と呼ばれているレシピは少なく、テンプレートとなるものが少ないのが特徴ですが、実力は底知れぬものがあります。

 

事実、チャンピオンズリーグでも結果を残し注目を集めていますし
まだまだ考察は続いていくということから、もっと洗練されたレシピが登場する可能性も多いにあります。

 

デッキパワーだけの話では確実に劣っているという部分は少なく、他デッキを飲み込む力はありますし
デッキ単体のスピードもかなりの高性能さを誇ります。

 

あくタイプのデッキは、プレイング自体が難しいものが多くその繊細さで手を出しにくい類かもしれませんが
その分、奥が深くうまくなってきている実感を得れることもあるかと思いますのでおススメできるデッキです。

 

 


ニンフィアGX(ニンフィアLO)

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この記事でもご協力いただいているのこのこさんが考案されたデッキで
相手のリソースを枯らしながら勝ち筋を探していきます。


このデッキの核を担う「ニンフィアGX」の「マジカルリボン」によって状況にあわせたカードを3枚持ってきながら
相手の動きを抑制し、エネルギーをはじめとしたリソースの枯渇を狙います。

 

このデッキの大きな負け筋として「ニンフィアGX」に進化できないというものがあります。

逆に言えば、進化してしまえばぺースを掴んだも同然と言えるのが恐ろしいポイントです。

 

採用されているカードは厄介なものも多くその人個人によって違うことから何が使われるかわからないというのも大きな脅威になり得ます。

 

また対策がしにくいというという点も厄介です。

 

このデッキの為に構築がぶれるということは難しいですし、
ピンポイントにメタをあてることも非常に困難です。

 

エネルギー破壊という概念が非常に強い現環境において優れたメタ読みと
その柔軟さをいかんなく発揮しているデッキであると言えます。

 

 


ゲッコウガファイアロー and ゲッコウガ+スターミー ...etc

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EX・GXポケモンの採用がされておらず、デッキ構成自体がサイドレースにおいて強く出ることができるコンセプトに
なっていて、特性によってダメージを与えていくため少しゲームが違う印象を持たせます。

 

デッキタイプとしては、水エネルギーをくまなく切らさないように「きょだいみずしゅりけん」を連続で狙いにいける
スターミータイプだったり、状況に基づいたカードでいなしていくファイアロータイプがありますが


どちらも簡単と呼べるデッキではなく経験やセンスが目にみえて左右されるデッキかなと思います。

 

HPが60より低い進化ラインデッキはゲッコウガBREAKも「きょだいみずしゅりけん」によって確実にたおしていくことができます。

 

このデッキも長年にわたって活躍を続けているデッキのひとつです。

 

廃れることもなく数年にわたって第一線に残り続けているということはデッキパワーの高さを表していると思います。

 

 


いかがだったでしょうか?


チャンピオンズリーグにて結果を残していったデッキ群の紹介をしていきました。

環境まとめは個人的な主観によるものが大きくてこのデッキは入ってないの?
と言った意見は多くあるやもしれません。

 

今回、この記事に記していったのは私とのこのこさんが話し合って決めた指標であって必ずしも正しいというわけではありません。

 

ですが、この記事をご覧下さった皆様の少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

また「ぴかちょこにっき」では月の最初の更新にて環境表を今回のようにまとめていきたいと考えております。


今回、参考になったよって少しでも思っていただけた方は、

読者になっていただくなりブックマークなりしていただけたらと思います。

 

先週の更新が非常に遅れてしまい申し訳ありませんでした。
その分、お役に立てるような記事になっていればと思っております。


では、来週の記事でお会いしましょう!

                                       

ぴかちょこ