ぴかちょこにっき

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No.028 トラッシュにランプラーを叩き込め!よるのこうしん!!【デッキレシピ】

8んにちは、ぴかちょこです!


今回の記事では「よるのこうしん」デッキについて解説していきます。

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サン&ムーンからポケモンカードをはじめたよ!って方はめちゃくちゃ詳しく知っているというわけではないかと思います。

「よるのこうしん」というワザのつながりでくくられるデッキは非常に長い間、環境に居続けてきました。

現在に至っても使用する方は多く、大会等でもその脅威は衰えていません。


デッキ構築はもちろんのこと対策についても触れていこうかなと考えています。

興味がある方や、対策について考えている方は読んでみてください!

 

 

さて!!!!!

 

1.デッキレシピと概要

「バチュル」「バケッチャ」「ランプラー」

からなる3体のポケモンを駆使しながらマウントを取り続けていくデッキです。

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「よるのこうしん」と呼ばれるデッキのイメージは、高い打点を誇る小型のポケモンを展開していき

常に盤面の制圧を可能とするというような感覚があると思います。

私もそのようなイメージを持ちながらこのデッキに触れていきました。


実際にこのデッキを使用し感じたことは、

「繊細」

という言葉がぴったりだということです。

「エネルギーを引き、トラッシュにただ単純にポケモンを落として攻撃するだけ」

というような容易なものではありません。(もちろんですが)


最大打点は220点を誇り、非EX・GXのポケモンを主に構成していることから

サイドレースにおいて不利に回ることの少ないこのデッキは

サイドを2枚失ってしまうEX・GXポケモンをメインアタッカーにおいたデッキには無類の強さを誇ります。

小型ポケモンで攻め立てる分、倒されやすさはかなり高いと言えますが

小さな立ち回りで大きく派手なアクションを起こすことが大きな強みと言えます。

 

以下がデッキレシピとなります。

 

ポケモン 17
バチュル                     4
バケッチャ 4
ランプラー 4
ミュウ 2
シェイミEX 2
カプ・テテフGX 1
サポート

12

プラターヌ博士           4
N 3
フラダリ 2
オカルトマニア 1
センパイとコウハイ 1
AZ 1
グッズ 24
バトルサーチャー        4
ハイパーボール 4
バトルコンプレッサー 4
時のパズル 4
トレーナーズポスト 2
フィールドブロアー 2
闘魂のまわし 3
レスキュータンカ 1
スタジアム 3
次元の谷                        3
エネルギー 4
ダブル無色エネルギー   4


テンプレと呼ばれるデッキに近いレシピをご紹介しました。

このデッキは採用の幅が大きく、主要ポケモンこそは決まっていますが

グッズの採用カードは一考の価値とその調整量がモノをいうデッキとなっています。

環境をよく読みながら自分に合ったカードを使用し、無難に強いというのが印象の一つです。

 

2.基本的な戦略

先述しましたが、「よるのこうしん」というワザの偉大さを突き詰めたデッキですので

如何にトラッシュに「ランプラー」をはじめとしたポケモンを送れるかがカギになります。

「バトルコンプレッサー」などで相手との差をつけながら、着実にサイド枚数差を広げることができれば勝ちは近いと言えます。

 

後述しますが現環境ではこのデッキの大きな対策として

「オドリドリ」が採用されているのを目にします。

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いくら相手との差を広げようと一枚のカードで負けることは避けなくてはいけません。

もちろん複数枚の「オドリドリ」は正直、厳しい戦いを強いられますが1枚程度であればケアすることを

心掛けなければならないと思います。

どうしても最大打点に目が行きがちで、無作為にパーツを落としがちになりますが

2回に分けて沈めていくプランも頭に入れておくだけで変わってくると思います!

 

もともとこのデッキには、エネルギーの採用が少なくリソース管理の難しさもあります。

倒されてもよいポケモン、倒されてはいけないポケモンの区別をつけ

一ターン1ターン確実にワザを打ち込んでいきましょう。

最悪、「時のパズル」でエネルギーは回収することもできるのですがなるべくとして一番最後にとっておきたい方法です。

 


3.派生デッキの紹介


「よるのこうしん」を基本戦術とはするものの、そこに変化を加え

一風変わったデッキが存在します。

環境によって変える価値があったり、飽きてしまった時の保険としても使えるかなと思うので

ご紹介していきます。


・こうしんビークイン

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「ミツハニー」と「ビークイン」を投入したタイプで基本的な戦術は変わりません。

「ビークイン」自体が優秀なワザを持ち、特に後半に勝負強くでることができます。

草タイプである点から苦手とする「ガマゲロゲEX」に対抗することを可能としますが

「オドリドリ」に滅法弱くなってしまったりと大きな一長一短さが伺えます。

エネルギーの枚数なども構築の段階から考え直す必要があるかもしれませんので

大変かもしれませんが、安定した打点を見込むことができますから全く検討の余地なしとは言いづらいデッキかなと思います。

 

4.対策カード

長い間環境にいたデッキですので対策カード自体は存在しています。

ですが有効打と言えるカードは少なく限られたものしかありません。

投入しにくいカードもありますのでどうしても苦手だという方は入れてみてください!


・オドリドリ・・・・・f:id:pikachoco:20170429084655j:plain

こうしんの対策の代名詞ともいえるカードのなった印象をもつこのカードですが、

事実こうしんに対するパワーは絶大なものです。

なにも考えずに作業的にパーツをため込んでくる相手なら非常に素晴らしい働きを見せてくれるはずです。

1エネ起動という点も大きく「レスキュータンカ」を採用しているのなら非常に厚いカードになってくれるかと思います。

 


・カリン・・・・・f:id:pikachoco:20170429084759j:plain

お互いのトラッシュのポケモンをすべてデッキに戻す効果を持ちます。

「うーん……」としか言いずらいカードで、サポート権を使ってこうしんの為だけにまで、、、という印象が拭えません。

もちろん落とすカードがなくなったりした後に使えれば絶大な活躍を見せます。

デッキによっては採用できそうなカードで、こうしんが嫌いだ!って方は採用してみてはいかがでしょうか?

 


・グッズロック・・・・・f:id:pikachoco:20170429084918g:plainf:id:pikachoco:20170429084920g:plain

アバウトな纏め方で申し訳ないのですが

グッズで構成されグッズにより動きを開始するデッキなので、封じられると非常に動きが制限されます。

早い段階でグッズロックが完成すればイージーゲームに持っていくことも容易かなと思いますので

「ガマゲロゲEX」を筆頭に「オーロット」など特定のデッキタイプが有効です。


ざっとご紹介しましたが有効なものが少ないのが現状です。

汎用性に優れているのは「オドリドリ」ぐらいのものでなんともといった感じです。

他には、「ジュナイパーGX」の「フェザーアロー」や「ブラッキーGX」の「シャドーバレット」といった

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ベンチポケモンも狙いうちをしてくるポケモンも厳しいかなといった印象です。

といってもこれらの対策をしようものならデッキ自体の選択になってきますので、

「オドリドリ」が最有力対策カードで間違いないかと思います。

 

いかがだったでしょうか?

「よるのこうしん」についてだらだらと書き連ねていきました。

このデッキを調べようとすると、2016年のものしか出てこなかったりとなかなか記事がなかったので

書くことを決意したのですが、原型がしっかりとしていて長年環境にいたデッキは違うなと感じました。

とはいえ、少しでも参考にしていただけたらと思います!

ではまた来週にお会いしましょう!!!


                                 ぴかちょこ