No.034 新拡張パック「ひかる伝説」新カード評価 ～GXポケモン編～
今回書いていく記事は、７月１５日に発売される
強化拡張パック「ひかる伝説」に収録されているＧＸポケモンの解説を書いていきたいと思います。
現在、４種のＧＸポケモンが発表されています。
これからの活躍が期待されるカードも登場していますので
使ってみたいなーというポケモンを見つけてみてください！
さて！！！！！
このパックでは一パックに一枚伝説または幻のポケモンが封入されています。
運が良ければ色違いも手に入るらしいので
伝説のポケモンが好きな方にとっては楽しみなパックになっていますね。
では早速、ＧＸポケモンを見ていきたいと思います。
・ミュウツーＧＸ
いきなりですけどイラストが強そうですよね（笑）
ワザを見ていきます。
超エネルギー１つで使える「フルバースト」はこのポケモンについているエネルギーの数×３０のダメージを与えます。
ついているというテキストになっていますのでＷ無色エネルギーでも可能そうですね。
需要はなさそうですが。。。
さてワザの評価ですがそれなりの性能を持ち合わせたものであるとおもいます。
類似では、「サーナイトＧＸ」が挙げられますね。
進化ではなくたねポケモンである点も評価対象になり得ます。
二つ目のワザ「ちょうきゅうしゅう」は無色と超エネルギーをそれぞれ１つずつで
６０ダメージを与え、自信の体力を３０回復させます。
次元の谷に対応していますが、ほかのワザとのシナジーが薄いため採用する場合は検討が必要そうですね。
汎用性に関しては、うーんって感じですが、使う場面は訪れるだろうなという印象です。
相手の策略をずらすことができる使い方ができれば、かなり強力なワザになり得るのかなと思います。
考え方としては、もともとの体力が１９０になっていますので、実質２２０あるという考え方になりそうですね。
強いかどうかはおいといてですが。
最後のＧＸワザですが、超エネルギー３つで使用できる「サイコブレイクＧＸ」は２００点というダメージを与え
かかっている効果を計算せずダメージを通します。
受けるダメージを減らすなどのデバフ効果も外せるので捉え方によれば強そうです。
同じ超エネルギーを使用するＧＸワザに「カプ・テテフＧＸ」の「カプキュアーＧＸ」がありますので
使い分けが可能になるのが強みであると思います。
カード評価的にはＢ～Ｃくらいかなと感じます。
相方によりけりといった構築になりそうですね。
エンテイＧＸ
「かえん」はほのおエネルギーと無色エネルギーで使用できるバニラ技です。
説明することがありませんので追記だけすると、「ボルケニオンＥＸ」の「スチームアップ」で打点の向上は可能になります。
ほのおエネルギー２つと無色エネルギーで使用できるワザ「ほのおのキバ」は１００点を与え更に「やけど」を付与します。
毎ターンのダメージが期待できるためコイントスという運に頼るもののダメージ量は大きく変動するものになります。
最後のワンチャンスのパターンでよく使用されるかなと思います。
負けにつながる局面でも、可能性を見つけることができるという点は大きいものだと思います。
ＧＸワザ「ブレイブバーンＧＸ」はほのおエネルギー２つと無色エネルギー１つで使用でき、
相手のベンチに１５０ダメージを与えます。
ベンチに与えることのできるワザは非常に重宝するワザであり、
相手の模索するプランに狂いを生じさせることのできる可能性があります。
「カプ・レヒレＧＸ」の「ハイドロシュート」と違い
相手のバトルポケモンには与えられないことと
ＧＸワザであるため試合中に何度も打てるワザではありませんので
使うタイミングは注意が必要かと思います。
この１５０という数字は最近「よるのこうしん」などで採用され活躍を見せている「マーシャドーＧＸ」を倒せる数字であり
このワザの活躍が見込まれます。
このカード自体の使い道は非常に難しく、採用するかどうかの検討は重要になりそうです。
ほのおタイプのデッキには「ボルケニオン」というとても大きくまた強い壁が存在します。
カードパワーで大きく上回ることが難しいため、日の目を浴びるのはもう少しかかるのかなと思います。
・ライチュウＧＸ
ピカチュウから進化できる一進化ポケモンで体力は２１０と、平均的なステータスを持っています。
「パワフルスパーク」は無色エネルギー２つで使用でき、自分の場のかみなりエネルギーの数×２０のダメージを与えます。
エレキサークルとは違い、相手の場の干渉ではないため簡単に打点を上げることが簡単にできます。
このパックに収録されている「ライコウ」との相性が良く「とどめくらいめい」によってエネルギーを集めることができます。
相方はこれなのかどうかは検証が必要かもしれませんが候補の一つとして頭の片隅においておくのが良いかと思います。
Ｗ無色エネルギーで使用できる分、比較的簡単に打つことが可能ですがワザのダメージ量は大きく変化が起こりますので常に注意が必要ですね。
かみなりエネルギー２つと無色エネルギーで使用できる「かみなり」は相手に１６０ダメージを与え自身にも３０のダメージが入ります。
単体で１６０ダメージを与えられる打点は魅力的と言えますがデメリットといかに向き合っていくかが大事であると思います。
３０というダメージが許容と言えるかどうかは個人によるかと思いますが、私自身は少なくないダメージと感じていますので微妙なのかなと思います。
ですが、火力が足りない場合に少なからず影響してくると思いますので、必要になることが多いかと感じます。
「ボルテールＧＸ」は１２０ダメージを与えつつ、相手のバトルポケモンをマヒにする強力なワザです。
マヒという状態は逃げることができないため、入れ替えることができなければ実質１ターンのパスをしていることと同じであり
ダメージレースにおいて不利にたつことが必至です。
与えるダメージも少なくないため、強力なワザであることが伺えます。
・ゾロアークＧＸ
このパックの目玉カードとも言えるＧＸポケモンです。
非常に強力なワザと特性を持ち、環境に適応できるスペックを持っていると思います。
ＸＹ環境においても猛威を奮ったゾロアークとは違い、自分の場に干渉しているため威力を上げにいけるのが大きな強みです。
さて一つひとつ見ていきましょう。
特性「とりひき」は自分の番に手札を１枚トラッシュすることでデッキからカードを２枚引きます。
デッキを回すエンジン的役割を担うことができるため、１枚だけというより複数並べることにより山札の回転数を増やせることができ事故の軽減が見込まれます。
進化が必要であるため並べることは簡単ではないかもしれませんが、非常に強力な特性です。
特性の強力なメタである「オカルトマニア」に致命的な打撃を受けにくいという点もあります。
Ｗ無色エネルギーでつかえる「ライオットビート」は
自分の場にいるポケモンの数×２０のダメージを与えることができるワザです。
「マインドジャック」とは違い、相手のポケモンを絞るようなプレイを気にせず使うことができるため相手依存の線はなくなったことが特徴です。
最大火力は１２０に「どうぐ」をつけて上乗せていきますが、このカードをふくむため最低でも２０点の保証はされており
２４０点という「ジュナイパーＧＸ」の体力も２発で倒せるなど便利なワザだなとおもいます。
ベンチを展開させていくことで打点上昇を狙うワザですが、「とりひき」によって自分自身で補うことが可能なため
自己完結をこなしているポケモンであり、優秀さが伺えます。
ＧＸワザ「トリックスターＧＸ」はあくエネルギー２つで使用でき、相手の場のポケモンがもっていうワザを使うという効果です。
これも「イカサマ」と区別されておりバトルポケモン限定という欄がなくなっています。
ベンチに下がっているポケモンのワザも使えるようになったため従来の対ゾロアークとは全く逆の「相手にベンチを絞らせる動き」が可能になったかもしれないというだけでかなり厄介なワザだと感じます。
このワザでＧＸワザは取れるのですかね？
わかりませんが、非常に強力なワザのかわりありません。
ここまで自己完結したポケモンも珍しいかなと思いますのでぜひ使ってみてください！
いかがでしたでしょうか？
今回のパックでも活躍が期待されるポケモンが数多く登場しました。
伝説、幻のポケモンがメインということでコレクションされる方にも初めてポケモンカードをはじめられる方にも
親しみやすいパックになっているのではないかなと感じます。
よかったら色違いのポケモンもいっぱい見つけてみてくださいね！
さて話が変わりますが、
８月１５日（日）に私ぴかちょこが主催を務めます「ぴかちょこ杯」を開かせていただくことになりました。
ポケモンカードをはじめて間もないという方も、オフシーズン暇だなって方も楽しんでいただけるような大会にしていければと
運営一同頑張っていきますので、ぜひ参加してください！
大会などの概要やエントリーなどはこちらの記事より可能ですので目を通していただければと思います。
今週もありがとうございました！
ぴかちょこ
